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生活習慣病とは字の通り生活習慣が深く関わりあった病気の総称をいいます。
主に糖尿病、高血圧、脂質異常症、などがあります。
以前は中年以降に発症していたため成人病と言われていました。

今では糖尿病や高血圧が原因でなる病気は色々あります。
そういった意味ではそういう病気も生活習慣病といえるかもしれませんね。

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糖尿病って何?

もはやいまの時代糖尿病を知らない人はいないくらいメジャーな病気になりました。

糖尿病には1型と2型があるのは知っていますか?
1型はインスリン(血液中のブドウ糖である血糖を肝臓や筋肉に取り込み血糖を下げてくれる唯一のホルモンです。)
が何らかの理由により作られなくなります。子供や若年層に多いです。
この場合外からインスリンを打つ必要があります。

2型はインスリンは膵臓で作られているものの、インスリンの量が少なくなったり働きが悪くなったりして糖尿病を発症します。

主に中年以降に発症しやすいが最近では若年層でも発症しています。
患者の90%が2型糖尿病とされています。

それでは血糖が高いことがなにがそんなに恐いのかというと。
全身の血管という血管がボロボロになり、なにも前触れもなく失明したり、腎臓や心臓がダメになったり、足が壊疽して切断しなくてはならなくなるなど、全身どうなってもおかしくありません。

糖尿病の代表的な疾患である高血圧も腎臓の血管にかなりダメージがあると思われます。
腎臓という臓器は一度ダメになると現代医学では治りません、特に慢性腎不全の治療法は腎移植と透析くらいしか方法がありません。

また脂質異常症は以前は高脂血症と呼ばれた病気で血液中の脂質が過剰又は不足した状態になります。

血液は流れと質がよければ健康といえます。
その血液の流れも質も良くないとなればかなり深刻な状態と言っていいでしょう。

生活習慣病の原因

生活習慣病はいわゆる文明病といえます。
昔の日本にはなかった病気ですし、悪い言い方をすれば発展途上国では見られないといっていい病気です。

高度な文明は交通機関も発達し、昔の肉体労働は機械にとって代わり、食べ物の質も良くなり全体的に動かないわりに栄養の摂りすぎということになります。

現代社会はストレス社会といわれています。
ストレスが溜まると副腎から副腎皮質ホルモンを分泌して糖の蓄積と利用を制御したりします。
ストレスが溜まりすぎると副腎が疲れすぎて糖尿病などの一因になります。

生活習慣病にならないようにするのは

生活習慣病にならないためにはできれば昔の生活をすればいいのでしょうが今の時代はかなり難しいことと思います。

生活習慣病の大きな原因の一つに食べ物がありますができれば和食中心の食事がいいですね。

今海外でも和食はとても注目されておりダイエット食として人気があるほどです。

元々日本人は和食が民族食みたいなものですから当然体にあっています。
今は砂糖の摂取量が3日で昔の一年分の摂取量と同じというのですから動かない現代人には相当な量と言えましょう。
甘さ控えめが流行るのは体が糖分を欲してないからです。

しかし今の日本はきれいで美味しそうなお菓子やケーキ、デザートなどが大変充実しています。
この誘惑に負けないようにするのは相当な意志が必要ですね。

生活習慣病にならないようにするまず1つのポイントは和食を中心の食事と鋼鉄の意志ということになります。

糖尿病患者には大きな特徴があります。
それは下半身が細いことです、下半身が細いということは生命力が弱い上に人間の筋肉の70%くらいは腰から下にあります。

筋肉は体の中の血糖をその働きによって消費してくれます。
その筋肉量が少なくなるということはそれだけ血糖がたまりやすいということです。
足を鍛えることをお勧めします。
現代社会はストレス社会といいましたが上手なストレス解消法を身につけることも生活習慣病にならないためにぜひ自分なりにさがしていただきたいものですね。

生活習慣病は症状がない分悪化しやすい

生活習慣病は基本普段あまり症状がでることが少ない分かなり悪化していて気づいたらとんでもないことになっていた。
そんなことになりやすい病気といえます。ガンでさえ血液の質と流れが良ければほとんどならないといってもいいでしょう。

脳や心臓の疾患も血管や血が原因でなることが多いので生活習慣病がいかに重大疾患に関わっていることが分かると思います。

暴飲暴食を避けて和食中心にし、体(特に下半身)を十分に動かし、ストレスと上手に付き合って生活習慣病と無縁の生活をしたいですね。