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反射区とは手のひらや足の裏にある内臓や各器官につながる末梢神経が集中しているところです。

逆にいうとどこか内臓の調子が悪ければその反射区に痛みやコリなどの症状がでるということです。

反射区の歴史をみると約5000年前から中国では足には各器官に通じる反射区があると言われていました。

エジプトでは約2500年前、その他ナポレオンなどが足揉みをやるなどヨーロッパでも足の反射区が認知されていたようです。

西洋医学が初めて学問として反射区を学会に発表したのが1913年にアメリカの医師Dr.ウイリアムフィッツジェラルドが最初です。

それから西洋医学でも反射区についての研究がなされていています。
今ではリフレクソロジーとしてそれなりの社会的地位を得ているような気がします。

反射区は足の裏や手のひらが有名でありますが、実は背中など他にも反射区とよばれているものがあります。

なぜ足裏が有名なのかはわかりませんが足裏マッサージはテレビのバラエティーで罰ゲームで使われるほどです。

厳密にいうとツボと反射区は違います。
反射区はどちらかというとある内臓に通じる反射ポイントとして使われています。

人間具合が悪くなると足の裏や背中が痛くなったり、固くなったりします。

知らない方はそれが内臓からくるということとは思わないし、信じたがらない人が多いのが事実です。

人間の体というのは良くできていて病気の手前の内臓機能の低下でも反射区に反応がでます。

こんなことを言うとすぐに人は「健康診断や病院の検査では異常ないからインチキだ」といいます。

病気というのは急になるものではありません。
ギリギリのところまで病気にならないように体はがんばります。

このときにはいくら検査しても数値としては出ていません。しかしその牙城が崩れたときに病気になります。数値として目に見えるときはかなり進行していて、初めて病気となります。

その前の段階で反射区やツボにサインがでています。病気になる前に治したいのならこの段階でしっかり治したほうが後々重い病気にはなりにくいでしょう。

ただ内臓の反射区をマッサージするとその反射する内臓に刺激がはいり良い影響があるといわれています。

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例えば左手の親指の付け根部分をもむことにより心臓に良いといわれています。

また左右の肩甲骨の上部あたりは喘息などの咳が止まらないときにドライヤーなどで温めるとむねが開き咳が減り楽になります。

また右肩の凝りは肝臓や胆のう、左肩の凝りは心臓や胃の反射ポイントとしてでるときが結構あります。
このポイントをほぐす又はホホバオイルなどをぬりこむだけでもそこに反射する内臓にいいことは間違いありません。

ただ基本的には即効性を期待するより健康維持として考えるべきです。

そんな中で足湯は体を非常に温める効果が高い上に足の反射区すべてを温めるため最もおススメです。

ただ言えることは薬のように劇的に素早く効くかというと
そうではなく少し長い目で見る必要があると思います。
今すぐ効果を出したい人向きではないといえますね。
薬は効いた場合効果は早いかもしれませんがみなさんが思っている以上に危険で表立ちはしてないですがかなりの薬害が実際にはあります。

薬というのは緊急時にのみ、しかも長い期間は飲まないほうが無難であります。

その意味では反射区のマッサージや温めなどは健康維持を目的に長い目で活用しましょう。

人間の体はすべて繋がっており、車のパーツではありません。

サインを見落とさず、薬とは無縁な健康生活を送りましょう。