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以前友人と話していた時に、「整理整頓が苦手な人はすぐに棚を買おうとする」と言われました。その時ちょうど、収納棚を買おうとしていた私はドキッとしました。

私は整理整頓が苦手なのです。棚を買おうと友人に相談していたわけではないのに突然言われたのでびっくりしてしまいましたが、私のように整理が苦手な人が収納場所を増やそうと棚を買いがちということに驚きました。

そして、収納棚を余分に買わずに収納でき、整理整頓できるような方法を考えましたので、ここでご紹介していきたいと思います。

モノの量を知る

家にはモノの入る量が決まっています。整理が苦手な人は大抵モノを溜め込む人です。いつか使うかもしれない・・・と残しておいてしまうのです。しかし、モノが多いと収納があろうがなかろうが溢れてしまいます。

まずは必要なもの、残しておくものにわけて、モノの実質的な量を減らすことが大切です。

今ある収納を活用する

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例えばひとり暮らしのワンルームで収納がないという方もいらっしゃると思います。しかし、どこかには収納スペースがあるはずです。

コンロの下、洗面台の下などもともとある収納スペースをいかに使うかも重要になってきます。

私がよく使うのは上下で収納が出来る台のようなものです。デッドスペースをなくせるので収納の量も増えます。ホームセンターなどで売っていて、用途に合わせて色々な大きさがありますのでとても便利ですシンクしたやコンロした、洗面台のしたなどは小さめサイズのもの、大きいサイズのものはクローゼットに使えます。

余談ですが、キッチンの収納は使い道に合わせて収納すると良いですよ。例えばフライパンはコンロの下、お鍋はシンクの下。これは、フライパンは水を入れて使うことはあまりありませんが、お鍋は汁物など、水を入れて使うことが多いからです。

また、クローゼットがあるお部屋でしたら、クローゼットも収納にはとても便利なスペースです。無駄な空間をなくし詰め込みすぎずが肝心です。コートやたたんで収納したくない洋服をかけたり、来客用の寝具を収納していますが、クローゼットの下にすのこを敷き、その上に寝具をしまうと風通しもよくカビも生えにくくなります。

また、クローゼットがないところや、寝具をしまうスペースがないところでしたら、敷布団、掛け布団をソファーやクッション代わりにできるカバーも売っていますのでそちらも使えると思います。

どうしても今ある収納スペースだけで収まらない場合

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もともとある収納だけで全て収まらない場合もあります。そんな時は自分で収納場所を作らなければなりません。いろんな収納方法があると思いますが、突っ張り棒が便利です。

壁に穴を開けることなく棚を作ることができます。棚を買うよりもお手軽に購入でいるのがメリットです。
ホームセンターに行けばいろんな種類の突っ張り棒があります。トイレの上に設置すればトイレ用品を置ける棚になります。

また最近では床と天井を使ったつっぱり棒もあり、かばんや帽子をかけたり、2本の突っ張り棒の間に網をかければ壁に掛けたいものがかけられたりと使い方も工夫次第でいくらでもあります。しかし注意しなければいけないのが、突っ張り棒を過信しすぎないこと。あまり載せすぎ、かけすぎると大きな音と共に崩れたりするので積載重量を守ってお使いください。

また、壁に穴が開けられる環境なのであれば壁に棚を取り付ければ少しおしゃれな収納スペースが作れますし、ディアウォールというモノを使えば壁を開けずに棚を作ることが可能です。自分で棚を作れるので用途に合わせサイズ調整が出来便利です。

かごも便利な収納の一つで、モノを入れておしゃれな布をかぶせてしまえば何が入っているか見えないし、かごに入れただけでも少しおしゃれに見えます。さらに取っ手がついているので持ち運びも便利です。

このような、後から設置する収納はまずは部屋にある収納や、今持っている収納で収まらない場合のみ増やすもので、部屋が散らかっているからといって安易に購入しても有効活用されず結局は散らかったままなので注意が必要です。

まとめ

モノの量を減らし、いるものだけを残す。
今ある収納を有効活用せて収納していく。
それでも収納できない場合のみ収納を増やす。

収納上手になって快適な毎日を過ごしてくださいね。