なす・ズッキーニは焼くだけで絶品！簡単おいしいレシピ10選

「今日の夕食、あと一品ほしいけど面倒なことはしたくない…」そんな風に思うこと、ありますよね。なすとズッキーニがあれば、もう悩む必要はありません！フライパンで「焼くだけ」で、驚くほど美味しい一品が完成するんです。この記事を読めば、あなたが知りたいこんな情報がすべて手に入りますよ！

失敗しない、なすとズッキーニの美味しい焼き方のコツ
マンネリ知らず！和風から洋風まで飽きない味付けバリエーション
「焼くだけ」をもっと簡単にする、調理器具別の裏ワザ

さあ、なすとズッキーニの魅力を最大限に引き出す、簡単絶品レシピの世界へ一緒に飛び込みましょう！

1 【基本編】なす・ズッキーニを焼くだけ！失敗しない作り方
2 【アレンジ編】なす・ズッキーニを焼くだけ！味付け別レシピ集

【基本編】なす・ズッキーニを焼くだけ！失敗しない作り方

便利グッズ

まずは、なすとズッキーニを最高に美味しく焼くための基本から。ちょっとした下準備と焼き方のコツを押さえるだけで、いつもの野菜炒めとは一線を画す、感動的な美味しさに仕上がります。この基本さえマスターすれば、どんなアレンジも自由自在です！

まずはこれだけ！なすとズッキーニの美味しい下準備と切り方

「なすを切ったらすぐに色が変わってしまう…」そんな経験はありませんか？このひと手間を加えるだけで、見た目も味も劇的にレベルアップしますよ！

美味しい下準備のポイントはたったの4つです。

なすのアク抜き：ボウルに水と塩少々を入れ、切ったなすを5分ほど浸します。なぜこれだけで変色を防ぎ、えぐみが取れるのか不思議に思いませんか？
実はこれ、「浸透圧」という科学的な作用を利用しているんです。塩がなす内部の水分と一緒に、苦味やアクの成分を外に引き出してくれるんですよ。この料理の知恵にはしっかりとした理由があったんですね。
この浸透圧の仕組みについては、海外の科学博物館のサイトでも詳しく解説されています。ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。（参考：なすのアク抜きと浸透圧の仕組みについて／英文）
ズッキーニはそのまま：ズッキーニはアクが少ないので、水でサッと洗うだけでOK！手間いらずなのが嬉しいポイントですね。
切り方：私のおすすめは、火の通りが均一で食感も楽しめる「厚さ1cmの輪切り」。なすは味が染み込むように、皮に格子状の隠し包丁を入れるとプロの仕上がりになりますよ。
水気を拭き取る：焼く直前に、キッチンペーパーで野菜の表面の水気をしっかり拭き取ります。これが油はねを防ぎ、香ばしく焼き上げるための重要なステップです。

下準備はバッチリですね！では、いよいよ焼いていきますが、ただ焼くだけでは水っぽくなってしまうことも。ジューシーに仕上げるプロのコツ、知りたくないですか？

水っぽくならない！ジューシーに仕上げる焼き方のコツ

焼いてみたらベチャッとしてしまった…そんな失敗とは今日でサヨナラです！このコツさえ押さえれば、外は香ばしく、中はとろっとジューシーな理想の焼き加減があなたのものになります。

私がいつも実践している、失敗しない焼き方のポイントはこちらです。

フライパンは十分に熱する：フライパンに油をひき、中火でしっかり温めてから野菜を入れましょう。高温で一気に焼き付けることで、野菜の旨味を中に閉じ込めます。
なすは皮目から：なすの鮮やかな紫色を活かすため、皮の面から焼くのが私のこだわり。見た目も美しく仕上がります。
むやみに動かさない：野菜を並べたら、美味しそうな焼き色がつくまでグッと我慢！何度もひっくり返すと水分が出てしまい、水っぽくなる原因になります。

焼き方の基本がわかったら、まずは素材の味を最大限に楽しむ、王道の味付けをマスターしましょう！

定番のシンプル味！オリーブオイルと塩胡椒の黄金比

「結局、シンプルな塩味が一番美味しい！」と思いませんか？だからこそ、この黄金比を覚えれば、いつでもレストランで食べるような本格的な味を自宅で再現できますよ。

作り方は本当に簡単。焼いたなすとズッキーニに、以下の調味料をかけるだけです。

エクストラバージンオリーブオイル：大さじ2。豊かな香りが野菜の風味を引き立てます。
塩：小さじ1/3。私は味がキリッと引き締まる岩塩を使うのがお気に入りです。
粗挽き黒胡椒：お好みの量をたっぷりと。食べる直前に挽くと香りが格段に違います。

このシンプルさが、野菜本来の甘みと旨みをダイレクトに感じさせてくれます。シンプルな塩胡椒をマスターしたら、次は食欲を爆発させる、あの香ばしい味付けに挑戦してみませんか？

食欲そそる！香ばしガーリック醤油の基本レシピ

いつもの塩味に少し飽きたら、ガツンとパンチの効いたガーリック醤油味はいかがですか？にんにくと醤油が焦げる香ばしい匂いがキッチンに広がった瞬間、家族みんなのお腹が鳴ること間違いなしです！

作り方のポイントは、調味料を入れるタイミングにあります。

フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、弱火でじっくり香りを引き出します。
にんにくのいい香りがしてきたら、下準備したなすとズッキーニを入れ、両面に焼き色がつくまで焼きます。
仕上げに醤油大さじ1を「鍋肌」から回し入れます。ジュワッという音とともに立ち上る香ばしい香りが、美味しさの決め手です！

この鍋肌から入れる瞬間が、私は一番好きです！基本の作り方はこれで完璧ですね。次からは、その日の気分や冷蔵庫の中身に合わせて選べる、無限のアレンジレシピの世界へご案内します！

【アレンジ編】なす・ズッキーニを焼くだけ！味付け別レシピ集

問題点

基本をマスターしたら、ここからはもっと自由に楽しむ時間です！和風、洋風、韓国風…その日の気分で味付けを変えれば、「焼くだけ」レシピは無限に広がります。あなたのお気に入りがきっと見つかるはず。さあ、今日はどの味付けにしますか？

【和風】めんつゆと生姜でさっぱり！焼きびたし風

暑い日や食欲がない時でも、これならペロリと食べられてしまうのでは？焼いた野菜をめんつゆに漬けるだけで、上品な和の副菜があっという間に完成します。

作り置きにも最適なこのレシピ、ポイントは調味液にあります。めんつゆ（2倍濃縮）100ml、水100ml、すりおろし生姜小さじ1を混ぜ合わせ、焼きたての野菜を漬け込むだけ。冷蔵庫で30分も冷やせば、味がしっかり染み込んだ絶品焼きびたしの出来上がり。私はこれを作っておくと、翌日のお弁当にも入れられて重宝しています。

和風のさっぱり味でもう一つ、5分でできる最強の組み合わせをご紹介しますね！

【和風】ポン酢とごま油で無限！さっぱり美味しい味付け

「もう一品、今すぐ欲しい！」そんな時に、このレシピを知っていれば最強です。ポン酢の酸味とごま油のコクが絶妙にマッチして、お箸が止まらなくなりますよ。

ボウルに焼いたなすとズッキーニを入れ、ポン酢大さじ3、ごま油大さじ1、白いりごま大さじ1を混ぜ合わせるだけ。千切りにした大葉を5枚ほど加えると、爽やかさがプラスされて、私はさらに好きになります。食べる直前に和えるのが、水っぽくならず美味しく仕上げるコツです。

和風の次は、子どもから大人まで、みんなが絶対に大好きなあの洋風アレンジはいかがでしょう？

【洋風】とろーり最強！チーズと黒胡椒の間違いない組み合わせ

なす、ズッキーニ、そしてチーズ。この組み合わせが美味しくないわけがありませんよね？とろーり溶けたチーズが野菜に絡んで、一口食べれば幸せな気持ちに包まれます。

作り方は驚くほどシンプル。焼いた野菜の上にピザ用チーズをひとつかみ乗せたら、フライパンに蓋をして弱火で2分。チーズがとろりと溶けるまで蒸し焼きにしたら完成です！仕上げに粗挽き黒胡椒をたっぷりかければ、最高のワインのお供になりますよ。私にとっては、週末のご褒美メニューの定番です。

チーズだけでも十分美味しいですが、ここに「あるもの」をプラスすると、満足度が300%アップするレシピがあるんです。

【洋風】旨味たっぷり！ベーコンや豚肉をプラスしたレシピ

「野菜だけじゃ物足りない！」という育ち盛りの子どもや男性も、これなら大満足！ベーコンや豚肉の旨味を吸ったなすとズッキーニは、もはや主役級の美味しさです。

ポイントは、最初にベーコン（50g）や豚バラ肉（100g）を炒めること。出てきた美味しい脂で野菜を焼くことで、肉の旨味が野菜にじゅわ〜っと染み込みます。味付けは顆粒コンソメと塩胡椒だけでOK。肉の旨味があるので、シンプルな味付けが一番です。

洋風アレンジを堪能したら、次は少し刺激的なアジアンテイストに挑戦してみませんか？

【韓国風】ピリ辛がたまらない！コチュジャンだれ

いつもの味にマンネリを感じたら、甘辛いコチュジャンだれで味変するのがおすすめです！ピリッとした辛さが食欲を刺激し、白いご飯が無限に進んでしまいますよ。

タレの配合は、コチュジャン大さじ1に対して、醤油・砂糖・ごま油を各小さじ1ずつ。これが黄金比です。焼いた野菜にこのタレを絡め、再度30秒ほどサッと炒めれば完成。仕上げに韓国のりをちぎって乗せると、風味と食感が加わって、お店で食べるような本格的な味になります。

フライパンを使うのも面倒…という究極のズボラさん（私を含め！）に朗報です。次は「ほったらかし」でできる調理法をご紹介します！

【調理器具別】トースターで簡単！味噌マヨチーズ焼き

洗い物を増やしたくない日、コンロが他の料理で埋まっている日に大活躍するのがオーブントースター。材料を並べて焼くだけで、絶品おかずが完成します。

アルミホイルに切った野菜を並べ、味噌とマヨネーズを1:1で混ぜた「味噌マヨソース」を塗ります。その上にピザ用チーズを乗せ、トースターで5〜7分焼くだけ。味噌マヨの香ばしい香りとチーズのとろみがたまりません。焦げ付きそうな時は、上にふんわりとアルミホイルをかぶせてくださいね。

実は、トースター以外にも、家庭にある「あの調理器具」が野菜を美味しく焼く天才だってご存知でしたか？

【調理器具別】魚焼きグリルで香ばしく！ハーブソルト焼き

魚を焼くだけなんてもったいない！実は魚焼きグリルは、野菜を最高の状態に焼き上げる実力を持っているんです。高温の直火で焼くことで、余分な水分が飛んで野菜の甘みがギュッと凝縮されます。

なすとズッキーニの両面にオリーブオイルを塗り、クレイジーソルトやマジックソルトなどのハーブソルトを振りかけます。あとは魚焼きグリル（中火）で片面4分ずつ、合計8分ほど焼くだけ。フライパンで焼くのとはまた違う、グリル特有の香ばしさは一度試す価値ありです！

最後に、たくさん焼いたなすとズッキーニを、翌日以降も美味しく楽しめる「作り置き」のアイデアをご紹介します！

【作り置き】焼いて漬けるだけ！簡単マリネの作り方

週末にまとめて作っておけば、平日の食卓がぐっと豊かになる「焼き野菜のマリネ」。これからの季節、冷蔵庫でキリッと冷やして食べると最高ですよ！

マリネ液の作り方はとっても簡単。お酢大さじ3、オリーブオイル大さじ2、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2を混ぜるだけ。ここに焼きたての熱い野菜を漬け込むのが、味をしっかり染み込ませるポイントです。薄切りにした玉ねぎやパプリカを加えると、彩りも食感も豊かになって、私のお気に入りのデリ風サラダが完成します。