昔に比べて体を動かす機会が少なくなりなおかつパソコンなどのデスクワークが増えた現代人にとって肩こりは誰もが抱えていると言っても過言ではありません。
その証拠に国民生活基礎調査の調査結果によると、男性が感じている症状で肩こりは腰痛に次いで2位、女性は肩こりが1位と、男女とも肩こりに日々悩まされています。
男女の肩こりの比率は1:2と女性のほうが肩こりを普段感じています。
なぜ女性のほうが肩こりが多いのでしょうか?はっきりしたことはわかりませんが、
1 女性のほうが筋力が弱く骨格も細くなで肩なために肩こりになりやすい。
2 ホルモンバランス。PMS(月経前症候群)などの主訴として肩こりや首のこりを訴える方が少なくありません。
ホルモンバランスは何らかの影響を与えていると思われますね。
3 女性のほうが精神的に内に込める人が多い。(その人の性格にもよりますが)
肩こりと言うとあまり命に関わりがないと思われている人がほとんどと思いますが場合によっては危険が潜んでいる場合があります。
肩こりの代名詞と言われる僧帽筋は血圧が高くなると凝ることがあります。
血圧はあまり高いと血管に激しいダメージが加わり脳や心臓に致命的な症状がでたりして、一瞬で死に至ることがあります、その症状が肩こりの場合がありますので注意しましょうね。
もう一つ血圧は腎臓との関連が強く僧帽筋の凝りが腎機能の低下の場合があります。腎臓は一度悪くなると今の医学では良くなりません、腎移植か透析しか方法がなく
最も悪くしてはいけない臓器の一つと言いえます。
気をつけましょうね。
でも安心してください、普通の肩こりのほうが当然多いですけどね。
普通肩こりというと家で家族の人に肩をもんでもらったり、ストレッチをしたり、テレビで肩こり解消の方法が紹介されていればそれを実践する人も多いと思います。
しかしそれでもどうしても取れない肩こりは、はり、マッサージ、カイロ、整体などに通ったりすると思います。
人によつてはグイグイ押してもらわないと満足できない方がいます。
気持ちはわからないでもないですが、あまりお勧めはしません。
筋肉が張っていれば当然筋肉の中の血管も張っています。そんな張っている毛細血管を力一杯押したらどうなると思いますか?
答えは張っている毛細血管は破裂してしまいます、その毛細血管が破裂した症状が揉み返しという症状です。
揉み返しというとたいしたことないように聞こえますが
血管が破けるというと恐ろしいですね。
マッサージのほかに整体やカイロプラクティックなども肩こりの時によく通うと思いますが、整体は肩こりというと首を矯正することがよくあります。
ここで気を付けたいのが首の矯正は首を横に向けてする矯正は東京都の条例では禁止されています。
それはなぜか?答えは事故が多いからです。
首を横にしてボキボキ鳴らす矯正って怖くないですか?
怖いのも当然です。私も過去にしてもらったことがありますがとても緊張しましたね。
肩こりというのは首も含めて肩、腕、胸、背中などの影響を受けています、肩こりを治したいのであればその全てのゆがみを取る必要があります。
その中でも一つおすすめは肩甲骨周辺をほぐすことです、肩甲骨には烏口突起という突起があり、そこに小胸筋という胸の筋肉が付いています。胸が張っていると小胸筋に引っ張られて肩甲骨も張ってしまい背中や肩も張ってしまいます。
三角筋のマッサージも肩こりに効果があります。
つまり肩こりといっても肩だけではないということです。
例えばオイルマッサージにしても肩こりに肩だけにオイルを塗るのではなくなるべくその関連するところにもオイルを塗っていただきたいですね。整体にしてもその周辺を矯正してくれるような整体院をぜひともさがしていただきたいですね。