
周りのママ友たちからは、几帳面なしっかり者、なんて思われている私ですが、実は家では、主人にも呆れられるほど「掃除」が苦手なダメ主婦…。
家の中は、動線を考えた収納をしてはいるものの、どこかもっさりしていて、「生活空間」というよりかは「物置き場」。だらしない感たっぷりで、とても人様に見せられる状態ではありません。
そこで、一念発起して我が家の掃除改革に挑戦してみました!ダメ主婦の私がようやく成功した、誰にでもできる持続可能な簡単掃除改革術、ご紹介します。
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掃除のコツは意識改革から
実は、どちらかと言うと掃除をすることが好きな私。問題は、掃除はするけど、きれいな状態が持続しないこと。これを引き起こしている要因は一体何でしょう?
そうです。私は典型的な「もったいない症候群」です。物を捨てることができません。まだ使える。いつか使う時がある。そういって気付けば10年以上も引き出しに入ったまま、という物が多々あるのです。
掃除がうまくできない理由は、掃除や収納の仕方以上に、思考が影響していることが大きいのかもしれません。「物を処分する」のではなく、「意識を変えることに着目して実践した方法、4ステップセットでお試しください。
①発想の転換「もったいない病を逆利用
もったいないと思うことは、悪いことでありません。だからこそ、私たちの多くがこの「もったいない症候群」から抜け出せないでいるのです。
でも、よく考えてみてください。あなたのその「もったいない」が、新たな「もったいない」を生み出していませんか。
例えば、
・10年もタンスに眠っているお気に入りのワンピース
→世界のどこかでそれを役立てる人がいるかも?
・いつか使うかもしれない物
→必要となる時は時代に合わず、結局新しい物を買うことに?
・思い出たっぷりの子どもの作品
→写真にとってデータとして収納するほうが場所もとらず、いつでも簡単に取り出すことができるのでは?
「もったいない」と考える時、そのイメージを具体化させることが大切です。なんとなくの「もったいない」は物置をいっぱいにしがちですが、具体的なイメージ(いつ、何に使うか)を描くと、真の意味での「もったいない」が分かり、さらには、それにふさわしい対処法も見えてきます。そうすることで、あなたの「もったいないもの」が新たな価値あるものとして生まれ変わることでしょう。
②熟考、そして思い切った決断を
「もったいない症候群」の人の様々な状況を想定して考える能力は、優れたスキルの一つと言えます。ただ、期限がないのも特徴です。いつか、あるいは後で、と決断を先延ばしにしてしまう傾向があります。
そこで私は、保持か処分かで悩んでいるアイテムを、1週間、目に付く場所に置いてみました。物の処分に必要なのは、物の必要性のみでなく、その物に付随する感情や思い出も関係します。リラックスした状態で、目にする度に浮かぶアイデアや思いに着目し、1週間後に決断をすることにしました。
結果、驚いたことに、想像以上の多くの物から潔く愛着を断ち切ることができました。今では、倉庫や押し入れの中に余裕が生まれるほどです。実際の生活で必要な物って、実はそれほど多くないのですね。
③空間を愛し、贅沢に使う
「もったいない症候群」の人は、時間や空間までもったいないと思いがちです。
これが「すっきり収納」を妨げる要因。一つの空間に、隙間を埋めるように物を詰め込むと、一度取り出した後、同じように片付けることが億劫になりがちです。
そこで私が行った改革は、空間を贅沢に使うこと。引き出しの中や棚など、まるで新生活の始まりのような空間だらけの状態にしました。
すると、出した物は迷いなく元の場所へ片付けられるようになり、物の減ったフロアは、掃除機が使いやすくなりました。文字通り「隅々まで」掃除できます。
④キレイを維持するコツ

ここまでできれば、キレイな状態を維持することは簡単です。気を付けることはたったの二つ。
引き続き、物を増やさないこと。そのためにも、常に真の「もったいない」を追究する意識を忘れないこと。
そして、自分や家族だけはもったいないから、時にはママ友や子どものお友達をよんで素敵空間をシェアすること。人を招くことでさらに掃除をするモチベーションも上がります。
まとめ
1.思考を変えると掃除がうまくなる
2.本当の意味での「もったいない」を考える
3.物の保持・処分・活用法は期限を決めて熟考、そして決断する
4.空間を贅沢に使う
5.意識の継続、友達をよんでモチベーションを上げる
ゆとりある空間で過ごすことにより、心にもゆとりが生まれ、鼻歌がでるような生活になりました。また、思考の改革が掃除術のみならず、日常の判断力・決断力も高めているように思います。
ぜひ試してみてください。