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まず最初に、私は片付けがとても苦手です。めんどくさがりで飽きやすい性格のため、片付けようとなかなか思わず、さらに思って初めてみてもすぐに飽きてしまい、途中で投げ出してしまいます。

さらに、片付けというものは、別にしなくても難なく生きていけるので、「別にいいや~」と散らかった部屋で過ごすことも多くないです。

しかし、同居人がいるとそうもいかなかったり、突然の訪問者に慌てふためくことも。
さらには、急いでる時に探し物が見つからなかったりと、生きてはいけるもののやはり片付いている部屋の方が住みやすく、居心地はいいものです。

そんなわけで、片付けられない私が実践した片付けられる方法をご紹介します。

散らかった部屋を写真に撮る

まずは、散らかった部屋を写真に撮ってみるのです。デジカメでもスマートフォンでも、とりあえず写真に撮ってその画像を確認します。

どうでしょうか?

自分の目で見るよりも写真に撮った方が数倍散らかっているように見えるのではないでしょうか。
片付けの第一歩は、現実を知るということが大切です。
散らかっているという現実を目の当たりにすることで、片付けないと!!という気持ちを沸き上がらせてください。

いらないものといるものに分ける

片付ける部分を決めたら、まずそこから全てのものを取り出します。衣類なら衣類全て、本なら本全て。様々なところに散らばっているものもおなじカテゴリーなら集めてきます。
そして、いらないもの、いるものに分けます。

洋服なら今シーズン着ているもの、最近着てないけどまた着るかもしれないもの、ここ数年着てないもの、部屋着や寝巻きにしようかな・・・と思っているもの。

ここで気をつけるものは、部屋着や寝巻きにしようかな・・・と思っているものです。
部屋着にしようかなと思って残すと何も捨てられません。何も片付かないのです。

私の場合は寝巻きはパジャマがあります。部屋着も3着ほどあれば十分です。
それなのに捨てると決め兼ねて結局『部屋着』という名目で置いておいてしまうのです。
私と同じタイプの人はいるはずです。なので思い切って捨てましょう。

ここ数年着ていないもの、部屋着や寝巻きにしようかな・・・と思っているものは捨ててしまいましょう。古着屋さんに売りに行くのもいいですよね。
洋服以外にもいるもの、いらないものに分けるときに、もしも必要になれば買ったらいい。くらいの気持ちで分けるとスムーズに分けられます。

どうしても捨てるか残すか決められないものは保留ボックスを作ってそこにしばらく入れておくと、たいていのものは存在を忘れるか、いらないものと気づくはずです。
そして、捨てる際には「今までありがとう」と、感謝を込めて捨てると少し気持ちが楽になりますよ。

同じカテゴリーのものは同じ場所に片付ける

仕分けが出来たら収納です。できるだけ同じカテゴリーのものは同じ場所にしまっていきます。
本は本棚、洋服はクローゼット、文房具もまとめて。
化粧品などの細々したものはかごを用意し、そこにまとめていれておくと取り出しやすく、片付けやすくて便利です。かごの中は多少ものがぐちゃぐちゃに入っていてもいいと思います。かごに入っているというだけで片付いて見えたりしますよね。

飽きてきてしまったら演技をしてると思い込む

私の場合、片付け始めて数時間で飽きがきます。めんどくさい。もういいんじゃないかと思い始めます。そんな時私は、ドラマの主人公になったつもりで自分ではない別の誰かになりきって、今片付けのシーンを撮影中だ。と思い込むようにしています。

突然不思議なことを言い出したぞ?と思われた方もいると思いますが、これが私には効果的でしたのでここに書かせていただきました。自分の好きな女優や俳優を思い浮かべて演技をするのです。できればハッピーな物語の主人公になりきって。
片付いたキレイな部屋で今より少しいい生活をする自分を想像するのもいいかもしれません。

片付けが終わったら散らかさない努力をする

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せっかく片付けたのに、気がついたらまた同じように散らかっている。なんてことのならないように、片付けたら散らからない努力をすることが大切です。

使ったものは元あった場所へ戻す。これさえしていれば散らかることはありません。使ったものを元の場所に戻すだけ。とっても簡単なはずなのにこの作業がとっても難しですよね。

私はいつも、ものにもおうちがあると思うようにしています。
服はタンスの中、食器は食器棚、本は本棚。それぞれのおうちに連れて帰ってあげることが私の使命だと思って、なんとかものを元の場所へ戻す努力をしています。

そして、めんどくさがりのためのお助けボックスなるものも用意しています。
あとで使うけど今はもう使わないもの、例えば何かの書類だったり読みかけの本だったりを入れておくのです。そうするとまたあとで使うときにすぐに取り出せます。

ただし、このお助けボックスは油断するとそこから散らかりが始まるので注意が必要です。
あとは、定期的に知り合いを家に呼んで緊張感を保つのもひとつかもしれません。
人が来るとなると少しでも綺麗に見せたいですものね。

まとめ

以上がめんどくさがりの私が実践している片付けの方法でした。

1. 散らかった部屋を写真に撮る
2. いらないものといるものにわける
3. 同じカテゴリーのものは同じ場所に片付ける
4. 飽きてきてしまったら演技をしてると思い込む
5. 片付けが終わったら散らからない努力をする

この方法で片付けはできます。
だけどやっぱり人間なのでいつの間にか散らかっています。
その度にこのやり方で片付けてもらいたいものです。