ペットを飼う家庭も増えてきて、ペットも犬や猫に加え鳥やうさぎやハムスターなど様々な種類が増えてきました。私も以前うさぎを飼っていて、その愛くるしい姿や行動に毎日癒されていました。
今ではうさぎ専門やうさぎカフェもあるなど多くの人を癒してくれているうさぎ。今回は初めての方にもわかりやすいうさぎの飼い方をご紹介していこうと思います。
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うさぎを知る
うさぎは品種によって様々ですが、体重は1kgから10kgくらいで寿命は8年から10年です。また、夜行性のため夜の方が活発になるようです。うさぎの種類は数え切れないほどいますが、よくペットショップで『ミニウサギ』といううさぎが売られています。
ロップイヤーやネザーランドドワーフに比べて安価で毛色も様々です。
私も以前ミニウサギを購入し、飼っていました。知識のなかった私はミニウサギと言うからにはほかのうさぎよりも小さいんだろうな。ぐらいにしか思っていませんでしたが、いざ成長すると普通のうさぎと同じくらい大きくなりました。
後々調べてみると、『ミニウサギ』とは小さいうさぎのことではなく、色々な品種の血が混ざったいわゆる雑種というものでした。どの種がまざっているかわからないため、どのくらい大きくなるかや性格や遺伝性疾患などもわかりにくいため初めて飼う場合はミニウサギを避けたほうが良いかもしれません。
うさぎを飼う前に揃えるもの
うさぎを飼うのに最低限必要なものは、ケージ、サークル、エサ入れ、トイレなどですが、その他にケージの下に敷くワラやすのこ、歯の伸びを防止するかじり木などを用意するといいかと思います。
ホームセンターではうさぎを買うための飼育セットのようなものが売られているのでそちらを購入すると必要なものは全て揃うのではないでしょうか。
この時に気を付けないといけないものは我が家でも使っていたのですが、寝床と餌場や水場が2階建てになっているものです。2階建てのものを使用していたのですが、ある日うさぎが寝床の部分から出てこなくなり、様子を見ると動けなくなっていました。慌てて病院へ連れて行くと、寝床の部分でジャンプした際に天井に腰をぶつけて腰を痛め、動けなくなってしまったんではないかと獣医さんに言われました。その後、老うさぎだったためもあったかもしれませんが、寝たきりになってしまい数ヵ月後に亡くなってしまいました。
うさぎのジャンプはけっこうな力があるので2階建てになっているものは私は自分の経験からあまりオススメはしません。話を戻しますと、トイレの中にペットトイレシートを敷くとおしっこも吸収してくれるので掃除が楽になります。水場はボトルタイプのものだとうさぎが飲みたい分だけ飲めるし、場所をとられないので便利です。寝床にはワラを敷いてあげると暖かいし、ムシャムシャ食べれるので便利です。
うさぎが家にやってきたら
うさぎが家にやってきたら、すぐに触ったり遊んだりしたいところですが、まずは自分の家(ケージ)に慣れるようにそっと見守ります。
静かな場所にケージを置き、安全な場所だということを認識できるような環境にします。かまいすぎないようにするのが大切です。餌は最初はペットショップで与えられていたものと同じものをあげ、2、3週間後に他の物に変える場合は帰るとよいでしょう。
2、3週間経ったらおやつを手であげてみたり、優しく撫でてあげることで人が怖くないと認識させ人に慣らしていきます。その後人にも慣れてきたらケージから出し、家に慣らします。うさぎはなんでもかじってしまうのでコードやソファなどかじられては困るものはかじられない場所に置いておきましょう。特にコードはかじっているときに感電してしまう危険があるので気をつけてください。ちなみに私は大好きなイラストレーターの詩集をかじられ泣きました。。。
うさぎのトイレしつけ方
うさぎはトイレは決まった場所でする習性があるのでしつけ方というほどでもないのですが、して欲しくない場所で毎回されるのも困るのでしてもらいたい場所でトイレができるように、うさぎのおしっこを吸ったティッシュペーパーなどをトイレに置いておきます。すると、うさぎはその匂いを嗅いで、そこをトイレと認識し、そこで必ずするようになります。
また、うさぎは隅っこでトイレをする習性があるので、トイレは端っこに設置するといいでしょう。もしも、トイレ以外の場所でおしっこをしてしまった場合はそこを綺麗に掃除し、匂いを残さないことが大切です。匂いが残ってしまうとそこがトイレと認識してしまいます。
その他にも細かいことを言い出すとキリがないのですが、以上がうさぎの飼い方です。
最後に、うさぎはあまり鳴かないし静かな動物と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、うさぎは時々ですが鳴きますし、後ろ足でドンドンと地団駄を踏むような仕草をしたりと、けっこう物音を立てます。マンション等でお住まいの時は下の方への配慮も必要かもしれません。
しかし、可愛らしい姿もたくさん見せてくれますのでぜひぜひうさぎとの素敵な毎日の参考にしてくださいね。