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洗濯板で手洗いしていた時代を思えば、洗濯機に放り込んでスイッチを押すだけの現代の洗濯はとても楽ですね。それでも毎日のこと。働くお母さんも増えた今、いつの時代も家事は時間との闘いです。

実はちょっとしたコツで、毎日の洗濯がさらに効率よく短時間で終わるって、ご存知ですか?知っていると得する洗濯のコツを5つ紹介します。

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①洗濯機の取説にコツ満載!

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洗濯機の使い方はどれも似たようなもの、わざわざ取説を読まなくても誰でも簡単に使えてしまいますよね。

でも、ちょっと待ってください。どんなに高機能の最新型洗濯機でも、いつも同じ使い方では効率が悪いどころか、もしかしたら間違った洗濯法になっているかもしれません。

洗濯機の機能や特徴を熟知し、その性能を上手に活用することで、毎日の洗濯の効率はぐんと上がります。取説にはその他にも洗濯のコツが満載ですので、一度目を通すことをお勧めします。

取説をなくしてしまった人は、お使いのメーカー・機種でネット検索すると、ウェブ上で見つけることができる場合もあります。

<取説で確認したいポイント>
・コースの使い分け
  →衣類の種類や汚れ具合によって洗濯時間が異なる
・衣類の入れ方
  →洗濯機の回転の特徴により、衣類を入れる順番が異なる
・洗剤の入れ方
  →洗剤を入れる場所、タイミング、量は洗濯機によって違う
・自動設定の仕方
  →生活スタイルに合わせた洗濯ができる
・洗濯・脱水槽のお手入れの仕方
  →衣類に付着する匂いの予防

②仕分けして洗濯かごに入れる

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汚れの種類や付着具合によって、洗濯の仕方やかかる時間は変わってきます。ですから、仕分けせずに洗うと汚れがよく落ちるものとそうでないものが出てきます。面倒ですが仕分けして効率よく洗濯したいですね。

我が家では、脱ぐ際に下着や汚れのひどいものとそうでないものに分けてかごに入れるようにしています。家族の協力も大切です。

③寝る前のひと仕事で翌日の労働半減

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直接肌に触れる下着類には汗や皮脂がついています。こういった油を取るのに最適な温度は40度~60度。お風呂の残り湯を使わない手をはないですね。

私は、洗濯機に残り湯をくみ上げるホースを取り付けていないので、お風呂上りに下着類を残り湯にしばらく浸しています。その後軽く絞って洗濯機に入れスイッチポン!洗濯が終わるまでの間、ゆっくりその日のニュースを見ながらソファーでくつろぐのが日課となっています。

こうすることで、翌日の洗濯物の量は半分、仕分けすることなくさっと洗濯に取り掛かれます。

入浴剤を使っている場合は、残り湯が洗濯機に使用可能かどうか入浴剤のパッケージでご確認ください。また、残り湯の汚れが気になる場合は、すすぎは水道水で行うことをお勧めします。

④正しいコースを選択

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洗濯機のプログラム機能は標準コースの他に、念入りに洗いたい時、急いで洗いたい時、少量を洗いたい時など、ケースごとによく考えられて作られています。

例えば、汚れが軽いものを通常コースで洗うと、必要以上に洗うため衣類が傷む原因となったり、電気・水の過剰使用にもなります。また、少量のものは通常コースでは洗濯機の中で衣類が空回りをし、汚れがきれいに落ちません。

「①洗濯機の取説にコツ満載!」でも触れましたが、お使いの洗濯機の機能をしっかりと把握し、上手に活用するとかなりの時短や節電・節水にもなります。

⑤干し方で次のステップの時間短縮

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乾燥機を使用しない場合、干す作業は完全手動となります。この干す作業にひと手間を加えることで、総合的に見た1日の労働時間を短縮させることができます。

<脱水後すぐに干す>
脱水後、そのまま洗濯槽に放置しておくことはしわを作るだけではなく、雑菌の繁殖も促してしまいます。また雑菌が衣類に残ると臭いのもとにもなるので、脱水が終わったらすぐに干すことを心がけましょう。

<パンパン伸ばしてから干す>
どんなに急いでいても、必ず忘れずにしたいのがしわ伸ばし。後でアイロンすることを思えば、苦にならないひと手間です。

<干す場所を固定する>
毎日の洗濯は、ほぼ同じ内容です。いつも定位置に干すことにより、手際よく作業を終えることができます。また靴下は常にペアで揃えて干すと、取り込む時に便利です。

<拳1個分の間隔をあけて干す>
洗濯物と洗濯物の間を拳1個分あけると風通しがよくなり、早く乾きます。夜と朝の2回に分けて洗濯することは、ゆったりスペースを確保することにも役立ちます。

まとめ

1.洗濯機の取説は熟読する
2.脱ぐ時に仕分けしておく
3.寝る前にお風呂の残り湯で半分を洗濯
4.洗濯機の機能を上手に活用して時短&節電・節水
5.間隔をあけて干すことで早く乾く

面倒に思うそのひと手間が、実は作業の効率を上げ、さらには節電や節水につながります。ぜひ試してみてください。