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腰痛に悩む日本人はここ数年で1000万人超、つまり10人に1人は腰痛持ちということになります。

痛みを感じながら病院にも行かずに我慢している人も合わせるともっと腰痛持ちの人は多いと思います。

平成25年の国民生活基礎調査の結果では普段感じている「自覚症状」(1000人あたりの人数)で男性1位腰痛(92.2人)、2位肩こり(60.2人)、3位鼻水、鼻づまり(50.9人)4位せき、たん(50.4人)、5位手足の関節の痛み(41.8人)女性1位肩こり(125.0人)2位腰痛(118.2人)3位手足の関節の痛み(70.3人)4位鼻水、鼻づまり(59.1人)5位体のだるさという順位になっています。

現在通院している病気やケガ(1000人あたりの人数)では腰痛は男性で3位、女性では2位にランクされています。
男女とも腰痛はある意味身近な症状と言えますね。残念ながら。
腰痛というと椎間板ヘルニアなどがおなじみだと思いますがここで問題です。

腰痛で一番多いのは何だと思いますか?

1 椎間板ヘルニア
2 ぎっくり腰
3 原因不明の腰痛

答えは意外と思われるかもしれませんが答えは③番の原因がよくわからない腰痛が最も多いと言われています。

全ての腰痛は90%が自然に治ると言われています。椎間板ヘルニアなども1か月もすればかなり良くなると言われています。残りの10%が慢性腰痛として症状が残ると言われています。

お医者さんやカイロプラクター、整体師にとっては耳の痛い話になってしまいましたね。
よく腰が痛いと椎間板ヘルニアと言われ椎間板に変性があると診断された方は多いと思いますが、ヘルニアのある人の80%は痛みを感じていません。ヘルニアで腰が痛くなる人はわずか2~3%に過ぎません。

膝に痛みがある方もよく「軟骨がすり減っている」と必ずと言っていいくらいそのように診断されますが軟骨がすり減っても痛くない人は痛くありません。

このことは何が言いたいのかといいますと椎間板や軟骨のすり減りは痛みとはほとんど関係ないということです。
いくら原因がわからないとはいえ痛いのは痛いので何とかしたいのが人情というものです。

ある調査結果によると腰痛患者の受診先は「整体・接骨・整骨」が1位であり2位以下は「整形外科」「マッサージ」「鍼灸」の順という結果になっています。

ただ首程ではありませんが腰痛治療をして余計腰の症状が悪化したり足にしびれがでてしまったなどのいわゆる事故もなくはありません。整体を選ぶのも色々な情報を集めてしっかり治すことをおすすめします。

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一番洒落にならない腰痛


腰痛で実に恐ろしい腰痛があります。どんな腰痛でも必ず楽になる姿勢があります。例えば横になると楽になるとか、他に風呂に入ると楽になったり、など必ず楽になる姿勢があるのが普通の腰痛ですが、ガンによる腰痛はなにをしても楽にはなりません。

それ程恐ろしい腰痛があるのも覚えていてくださいね。
大概の腰痛はそんな恐ろしいものではありませんが腰痛の85%が原因不明でありストレスが原因などといわれています。

整体の仕事もしている私から言わせてもらえば答えはストレスはないことはないと思いますが、腰痛にはちゃんと理由がありますし、きちんと施術すれば治りますよ。

内臓性の腰痛

全ての腰痛は内臓の不調が100%関係しています。
ぎっくり腰などもキッカケはなんであれ内臓が疲れていたり不調の時になりやすいといえますね。。食べ過ぎで胃腸が疲れていても腰痛になる時があります。

そのときは内臓の状態を上げながら腰の整体をする必要があります。食べ過ぎの場合は少し食事を抜いたりして胃腸や肝臓を休ませてくださいね。

腰から下の症状


腰から下の症状だからといって内臓が関係ないと思ったら大間違いですね。
例えば赤のハムストリング筋や青の腓腹筋が張っても腰痛になったりします。

ハムストリングは腎・膀胱関連、腓腹筋は心臓や膀胱などの機能低下で張ったりする、激しい運動で張ったりしますが内臓機能が落ちているいるときは余計に張ってしまいます。

内臓機能が著しく悪いときは整体やマッサージをしてもぶり返しがやたらに早くなります。
どちらにしても下半身からくる腰痛は結構な割合でありますので頭に入れておきましょう。

女性の腰痛

男性に比べ女性の腰痛は女性ホルモンの影響が強くでます。
男性に比べ女性内の骨盤内は血流障害や鬱血のいわゆるオ血になりやすくその影響で腰痛になりやすいですね。

この時はなるべく下腹部を温め下部腰椎や仙骨、仙腸関節などを整体にいって矯正してもらいましょう。
腰痛と言っても色々なパターンがありますが必ず原因があります、そんな腰痛を緩和してくれる整体院を見つけられるか
腰痛を治すおおきなポイントだと思います。

みなさんの住んでいる町にそんな整体院があることを願います。